【本会】開催レポート
ユーザの皆様と初めて踊った本会!
【特別講演】は、Google推奨のマルチスクリーン対応と次世代O2Oソリューションをご紹介!
去る4月17日、株式会社のれんは、アルカディア市ヶ谷(私学会館)にて、年に一度、NORENをご利用中の企業様以外もご参加いただける「NORENユーザ会」(本会)を開催しました。当日は、おかげさまで50名の皆様にお越しいただき、スマートフォン対応をテーマとした各ご講演はいずれも大変盛り上がりました。また、初めてユーザの皆様と踊る場面もあり、会場では大きな一体感が生まれた会となりました。この場を借りて、心より厚くお礼申し上げます。
【プログラム概要】
・開会のご挨拶 株式会社のれん 代表取締役社長 勝田 誠
・活動報告 クオリカ株式会社 コーポレート本部 経営企画部 酒泉 友香 様
・特別講演1 『スマートフォン対応は「最適に表示させる」だけがゴールではない!』
株式会社ドーモ 代表取締役社長 占部 雅一 様
・特別講演2 『リアルな世界でファンを増やすオムニチャネル(O2O)の本質とは?』
株式会社アイリッジ 代表取締役社長 小田 健太郎 様
・事例発表 『東映オフィシャルサイト リニューアル事例発表』
東映株式会社 経営戦略部 グループ戦略室 室長代理 松本 拓也 様
「NORENユーザ会」とは、ユーザ様主体で運営するユーザ様のための会!
■NORENユーザ会ご挨拶:
株式会社のれん 代表取締役社長の勝田より皆様にご挨拶しました。NORENユーザ会は、2003年の発足から通算28回目を迎え、ユーザの皆様が主体で企画/運営されていることに対し、まずはお礼を述べました。また、今後も引き続きユーザやパートナーの皆様など積極的に参画いただきたい旨をお伝えしました。
■NORENユーザ会活動報告:
ユーザ会幹事に本年新任された、クオリカ株式会社 酒泉友香様より、2014年度の活動報告などをご紹介いただきました。ユーザ会は、NORENの有効活用を目的としながらも、NOREN製品に限定することなく、Web全般のあらゆる情報提供をする会であることを話されました。また、本会/事例研究会/Tips研究会といった3種類のイベントを軸に企画/運営していることや、2014年の活動内容も報告されました。特に、JAL Facebookページにおける戦略や、Webサイトランキングに関する講演、東京と大阪を初めて同時中継して情報共有を行ったユーザ座談会は、大いに盛り上がったとご報告いただきました。
スマートフォン対応は「最適に表示させる」だけがゴールではない!
~ Googleが推奨するマルチスクリーン対応へ ~
NORENユーザ会アンケートの「関心があること」ランキングの常に上位に挙がるスマートフォン対応。NORENユーザの皆様もスマートフォン対応に大いに興味があることを受け、「マルチスクリーンにおける最適コミュニケーション」を掲げスマートフォンにおける「Web標示の最適化」を提唱するモバイル・カンパニー 株式会社ドーモ 代表取締役社長 占部雅一様にご登壇いただきました。
占部様は、Webサイトの利用でスマートフォンからのアクセスがついにPCを抜いたことや、世界的にも、今後はスマートフォンなどのモバイル接続が増えていく状況を指摘されました。
ユーザに求められるモバイル時代のWebサイトを前提に、Googleが推奨するマルチスクリーン対応のポイントを大きく2つ紹介されました。
1つ目は、4/21(火)から活用されるGoogleの「スマホ対応」ラベルへの対処についてです。検索結果で「スマホ対応」ラベルが付与されないことによる機会損失と対処法についてお話しされました。
2つ目は、従来のSEO発想に留まらず「ユーザベネフィット」を追求した中期的な視点による考え方と、パンダアップデートやペンギンアップデートに代表される検索アルゴリズムのアップデート対策を行うことです。これを受け、各デバイスによる表示スピードの向上と、レスポンシブWebデザインによる『One Web』が有益で重要であると締めくくり、会場では頷く方々が多く見られました。
リアルな世界でファンを増やすオムニチャネル(O2O)の本質とは?
~ 次世代O2Oソリューションによる様々な事例のご紹介 ~
オムニチャネル(O2O)のリーディングカンパニーである 株式会社アイリッジ 代表取締役社長 小田健太郎様に、モバイル広告大賞で「グッドイフェクティブ賞」を受賞されたモバイルの活用事例などを、動画などで具体的にご紹介いただきました。
O2Oは、一般的に実店舗への集客やオンラインとオフラインの相互送客が連想されがちだが、それはすでに過去の話と冒頭で切り捨て、これからのO2Oは「チャネルの最適化」であり、オンラインとオフラインの両方のチャネルでコンバージョンを上げるためのいくつかの秘訣を説明されました。
また、モバイル端末の普及による位置情報の活用、ユーザ属性や行動履歴をリアルタイムに活用したプッシュ型通知、ビッグデータの活用による購買履歴に紐づいたサービスの提供など「集客」から「購買体験」につながるO2Oの今後の展開は、参加者にとって非常に興味深く、大変参考になる内容でした。
NORENユーザ事例:
東映オフィシャルサイト リニューアルのポイントを事例発表!
2014年12月、コーポレートサイトをNORENでリニューアルされた 東映株式会社(以下、東映) 松本拓也様にご講演いただきました。
「リニューアルのねらい」また「東映におけるコンテンツ・マーケティングとは?」に加え、実際に制作を担当された 株式会社あとらす二十一 平田貴大様に、レスポンシブWebデザインのサイト構築時の注意点や考慮すべきポイントをお話しいただきました。
東映では、ユーザに最適なコンテンツ情報をどのように出すかといった点をポイントにリニューアルされました。レスポンシブWebデザインの採用や、ユーザ参加型の動画コンテンツなどを用意し、リアルな世界での拡散も狙った戦略で各種媒体に展開されました。
またアイスブレイクとして、会場の参加者の皆様で「ニンニンジャー」を踊り、ユーザ参加型動画コンテンツを体験してみるという一幕もありました。ユーザ会始まって以来、初めてのことでしたが、会場全体は楽しい笑いで大いに盛り上がりました。
NORENユーザ情報交換会:時間が足りなくなるほど、NORENの話題で盛り上がりました!
本会の後に行われた立食形式の情報交換会では、ユーザ会幹事の 株式会社アップルワールド 雙木好美様に乾杯のご挨拶をいただき、お開きは同じくユーザ会幹事の 株式会社神戸製鋼所 大橋由和様にご挨拶いただきました。
ご歓談中どの皆様も名刺交換で終わることなく、スマホサイトやNORENの活用など語られたり、また賑やかに談笑される場面も多く見られ、終始和やかな雰囲気で楽しまれていました。
ユーザ会幹事団の皆様と事務局では、ユーザの皆様にとって有益な会を実施して参りますので、今後も是非ご期待ください!
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