【分科会】開催レポート
「NORENユーザ会」(分科会):
NORENを使い続ける企業のNOREN活用方法を
徹底解剖!
去る10月14日、アシストセミナールーム(市ヶ谷)にて「NORENユーザ会」(分科会)が開催され、当日は33名のお客様にお越しいただきました。今回は「NOREN活用事例」をテーマに、いずれもNORENを10年以上使い続けていただいている三菱重工業様と日本旅行様にご登壇いただきました。NORENを自社のWeb戦略の中でどのようにご活用いただいているか、Webサイト運営のノウハウをご講演いただきました。
また分科会の後に行われた情報交換会では、ハロウィンにちなんだお料理をご用意し立食形式でご歓談いただきましたが、初参加の方から常連のお客様まで、NORENにとどまることなく自社のWebサイト運営についてのお話しは尽きることなく、大変盛況のうちに終了しました。
この場をお借りし、ご参加いただいた皆様に心より厚くお礼申し上げます。
【プログラム概要】
・NORENユーザ会活動報告
クオリカ株式会社 酒泉 友香 様
・NORENユーザ事例
「グローバルポータル成功の秘訣~コーポレートサイトに加えてイントラネットもNOREN徹底活用~」
三菱重工業株式会社 髙橋 弘行 様
「コンテンツは現場担当者にお任せ、分散運用の極意~現場裁量を拡げ、コンテンツ公開スピードを高める~」
株式会社日本旅行 辻井 康一 様
・のれんセッション
「RFPから紐解いた企業側のニーズとNORENの強み・活用ポイント~NOREN以外のCMSも扱っていたからこそ
分かる事~」
株式会社のれん 松橋 直樹
・NORENユーザ座談会
・NORENユーザ情報交換会
コーポレートサイトのNORENをさらに
使いやすくポータルサイトでも利用
(三菱重工業株式会社様ユーザ事例)
三菱重工業株式会社 髙橋 弘行 様
三菱重工業株式会社(以下、三菱重工)髙橋 弘行 様より、2016年5月にリリースされたグループ会社全体のポータルサイト「グローバルポータル」についてご講演いただきました。
まずはじめに、「世界を前に進めていくのが三菱重工の使命」とするタグライン「MOVE THE WORLD FORWARD」の動画をご紹介いただきました。三菱重工様の事業内容を、迫力の映像や音楽・ナレーションで紹介する動画に、改めて動画マーケティングの効果を実感でき、皆様とても興味深見入っておられました。
三菱重工様では、2007年からコーポレートサイトでNORENを導入いただいていることもあり、グループ全体への新しい情報発信/情報提供の手段として「グローバルポータル」のリニューアルに着手された際、NOREN以外の他のイントラツールも検討された上で「専用ツールにも遜色ないNORENの操作性」「新しいツールの習得にかかるコストの問題」「入力オプション『陣』を使って誰でも簡単に入力・情報の出しわけができる仕組み」を評価いただき、コーポレートサイトのNORENをマルチに利用されることに決定されました。これにより外部へ発信したニュースリリースを2重登録することなく、タイムラグもほとんどないまま、グローバルポータルに反映できるようになったと語られました。
最後に髙橋様はプロジェクト成功の秘訣として「積極的な『トライアンドエラー』(逐次機能拡張をする)」「プロジェクト対象の限定/割切り(目的・範囲を限定する)」「メンバーシップ(コンセプトやスピード感の共有)」が重要と語られました。
・イントラツールを検討中なので参考になり
ました
・思い切って割り切ることは見習いたいと思い
ました
・参考になる情報があり勉強になりました
・同じような背景を持った形でNORENを
活用されている例が伺えてよかったです
・社内向けの取り組みについて伺えて
興味深かったです
コンテンツ公開までのリードタイムを
劇的にスピードアップ!
(株式会社日本旅行様ユーザ事例)
株式会社日本旅行 辻井 康一 様
株式会社日本旅行(以下、日本旅行) 辻井 康一 様には、日本旅行様のWebサイトの現状および課題と、NORENを利用してどのように課題をカバーされているかをご講演いただきました。
旅行業界は乗り物や宿泊先など、取り扱う商材が他社と重複するものもあるため明確な差別化が難しく、リピーター獲得が難しいそうです。
そのため、さまざまな施策を打っておられますが、その中でNORENを利用した取り組みとして以下の2つを紹介いただきました。
・コンテンツの掲載スピードアップ :コンテンツ公開にあたり、お客様の目に留まるまでのリードタイムを
いかに少なくするかという課題をNORENを利用することで現場の
担当者がすぐにコンテンツを公開できる仕組みを構築
・NORENとレコメンドシステムの連携:Webサイトのパフォーマンスを維持しながらも、レコメンドシステムとの
連携により大量コンテンツを 閲覧者に応じて動的に出し分ける
最後に実際のWebページを使って、現場の担当者が書いた「売りたい商材をすぐアピールできる領域」や「レコメンドシステムからのデータを表示する領域」などを示していただきました。システムアナリストとしての辻井様ならではの着眼点やTopicsには、皆様熱心にメモを取りながら聴いておられました。
・上手に運用しておられると感じた
・NORENの具体的な活用例を伺えて
良かったです
・サイトの現状、問題を適切に説明されていて
分かりやすかったです
・サイト運営者としての目線がすばらしいと
感じました
・現場の気持ちを理解している方と感じました
RFPから見える企業の狙いと
NORENの親和性とは
株式会社のれん 松橋 直樹
株式会社のれん 松橋 直樹より、NORENの強みと活用ポイントについてお話しいたしました。松橋はプリセールスという職種柄、さまざまな企業様のRFPを目にする機会が多々あります。近頃のRFPから垣間見ることができる最近のCMS事情をご説明しました。
企業でのWebサイト運営は約9割がCMSを導入済みであるものの、その半数以上がCMSの入れ替えを検討中といいます。その理由は「運用に合わない」「サポートが不満」など理由はさまざまですが、業界動向が年々変化する中でも多くのお客様にNORENを使い続けていただいていることを具体的な数値を示しながらご紹介しました。
次にRFPによく見られる頻出キーワードについても、NORENがなぜフィットするのかを、静的を得意とするCMSであるが故のメリットや、他のツール・サービスとの高い連携性などを4つの切り口からお話しました。
最後にNORENと他のツールの連携事例をご紹介しましたが、最近のトレンドとしてレコメンドツールとNORENの活用やWeb改ざんツールとの連携についてフロー図を用いてご説明いたしました。
・数字から見える定量的な情報は使えると
思いました
・NORENのメリットを活かしてこれからの
運用をしていきたいと思います
・NORENの各機能について勉強になりました
・具体的な解説、ツール紹介があり、
ためになりました
2つのテーマで座談会!
他社との意見交換で日ごろの悩みや
迷いの励みに!
座談会はNORENユーザ会の人気企画のひとつです。今回のテーマは2本立てで、それぞれご自身がディスカッションしたいテーマを選択していただきました。テーマは、ユーザ会のアンケートで「Web施策の関心ごと」の回答にて常に上位に入る「NORENの現場運用と担当者育成」と「NOREN以外でどんなツールを使っていますか」の2つです。座談会の各グループは、さまざまなお立場(ユーザ企業のNOREN操作担当者・ユーザ企業のインフラ担当者・パートナー企業)の方で構成されましたが、視点は違えど各社様同じような悩み事や苦労があることに驚いたり盛り上がる場面が見られました。
・ざっくばらんに運用の実態を意見し合えて
非常に面白く参考になりました
・他社が利用しているツール、課題が共有
できてとても良い経験になりました
・皆さんの使い方、体制、課題を共有でき、
参考になりました
・さまざまなツールを知ることができ、勉強に
なりました
NORENユーザ会では、今後もユーザの皆様にとって有益な会を実施して参りますので、是非ご期待ください!
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