東映株式会社
ユーザ視点に立ち、マルチデバイス&レスポンシブWeb デザインに対応したリニューアルをNORENで実現!
東映株式会社 古橋克俊氏、松本拓也氏(写真左より)
導入製品:NOREN Content Server、「陣」オプション
東映株式会社(以下、東映)は、Webサイト訪問者の約50%がPCではなく、スマートフォンやタブレットなどを使っている状況を踏まえ、キャラクターや映画などお客様が見たい目的の情報にすぐたどり着け、一目で分かりやすいデザインに刷新するためのリニューアルをNORENで実現。
社内関係者の意見を半年以上掛けてヒアリングし、コンテンツの拡充に重点を置いて改修した結果、コンテンツを魅力的にアピールした誰もが興味惹くデザインのWebサイトに生まれ変わりました。
1. 2010年以降、Webサイトを訪れる方々のデバイス環境が大きく変わる!
テレビやアニメーション、映画といった子供から大人まで幅広く楽しめる良質で健全なコンテンツを制作/配給する会社として、東映は半世紀以上もの間エンターテイメントを提供し、今でも多くのファンを魅了しています。「相棒」などのテレビドラマ、「ワンピース」や「プリキュア」シリーズなどのテレビアニメ、「仮面ライダー」や「戦隊ヒーロー」などの特撮キャラクター作品と、誰もが一度は目にしたことのある映像作品に溢れ、総合映像企業グループとして今も多角的に展開されています。
今回、2回目のWebサイト・リニューアルということで、情報開発室 経営戦略部 グループ戦略室 次長の松本拓也氏と同室の古橋克俊氏に詳しくお話をお伺いしました。
松本氏「東映は、2008年に初めてWebサイトをリニューアルしました。その際、NORENを導入したことによって、各事業部のキャンペーン情報やキャラクターなどこれまで各事業部独自の関連サイトに散在していたコンテンツを全社共通の情報として、CMSで管理できるようになりました。具体的には、関連する情報すべてにタグを付けました。事業部の壁を越え、横断的に関連情報が集約できたことによって、コンテンツを作成する担当者も自部門の情報だけを登録すれば自動的にリンクされるようになり、運用管理の工数も大幅に削減できました。」
さらに詳しくお話を伺ったところ、社内でコンテンツの登録や更新の容易さが受け入れられ、情報量の発信が桁違いに増えたそうです。そのため、Webサイト訪問者が必要とする情報が多く掲載されるようになり、相乗効果として各ページの滞在時間が以前よりも増えたとのことです。
1回目のリニューアルで、東映のWebサイトは管理側にとって良い効果が見られるようになり、目的の異なるサイトを1つに同居し、組織横断的なWebサイトが実現できたとのことです。ところが、昨今のデバイス状況によって、東映はまた新たな問題に直面することになりました。
古橋氏「iPhoneなどスマートフォンの登場と普及によって、2010年以降の訪問者を取り巻くデバイス環境が大きく変わりました。訪問者の約50%がPCからではなく、スマートフォンやタブレットなどのデバイスからアクセスします。そこで、訪問者の視点に立ったマルチデバイス対応とスマートフォンでも見やすく分かりやすいレスポンシブWebデザインを取り入れて、再び刷新することを決めました。」
前述の他、テキスト情報が全体的に多くデザインも古くなったため、訪問者にとって各ページの内容が見にくく分かりにくいところなどを松本氏と古橋氏は分析されました。そして、お二人は、子供から大人まで幅広く楽しめる東映の魅力的なコンテンツのアピール改善を重要な課題に挙げ、取り組むこととなりました。
2. スマートフォンなどの各デバイスに対応し、レスポンシブWebデザインに刷新!
2回目のリニューアルで現状の課題をすべて解決するため、2013年10月の検討開始から2014年4月の構築開始までは、Webサイト全体とデータの設計、そして実装設計に十分時間を掛けられたとのことです。
前回のリニューアルでは、散在する各部署の情報をNORENで集約することがベースにありましたが、今回は訪問者視点をベースとしています。
松本氏「具体的には、実際に見られるキャラクターなどのコンテンツを中心に、サイトの導線など設計することが重要でした。訪問者にとって必要な情報にアクセスしたページがランディングページ、もしくは訪問者のポータルサイトになるような設計です。これが今回のリニューアルの一番の特長といっても過言ではありません。それぞれの動機や目的に合致したページを用意することが重要です。」
松本氏は、各部署10人以上の関係者から、デザインを含めた各設計に対して入念にヒアリングを行われました。各部署の関係者を取りまとめるのに長い時間が掛かったようですが、全体としてはスムーズに進み、調整もデザインの細かい変更くらいでほとんど苦労はなかったとのことです。
その結果、東映のWebサイトは2回目のリニューアルでフラットデザインとレスポンシブWebデザインを取り入れて、画像を中心とした一目で分かりやすい内容のページに生まれ変わりました。また、訪問者のデバイス動向に即し、スマートフォンやタブレットなどからでもアクセスできます。さらに、訪問者の中でも訪問割合の高い若年層をターゲットとしたコンテンンツを中心に、何度も訪れたくなるような魅力的なページ構成にしたことによって、各コンテンツのページが訪問者にとってのランディングページになったとのことです。
3. お客様視点を第一に、今後もニーズに応えるWebサイトの構築と運用を目指す!
古橋氏「おかげさまで、2014年12月にリニューアルしました。今回のリニューアルは、今後も踏まえた第一弾として、TOPページ、ニュースリリース、映画/テレビ(各番組も含む)、イベント、アプリケーション/モバイル、動画配信、オンラインショップ、東映ビデオ情報などの各ページのデザインを一新しています。他ページのリニューアルも引き続き行い、近日に完了予定ですので、是非ご期待ください。」
松本氏「今回のリニューアルが成功したのもNORENをWebサイトの情報管理におけるインフラと位置付けている点にあります。今まで培ってきた、歴史ある東映のコンテンツ資産を世界にアピールしていくにも必要不可欠な製品と考えています。オンラインショップ・サイトとの連動など現在取り組み中のものもありますが、今後も訪問者視点を第一に、魅力的で楽しくて使いやすいWebサイトの構築と運用管理を目指します。NOREN担当の皆様にはサポートのさらなる充実を今後も期待しておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。」
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導入のポイント
・マルチデバイス&レスポンシブWebデザイン対応:
お客様の利用シーンに合わせ、モバイル/PCどちらからのアクセスでも見やすく、すぐ目的の情報を探せる見た目も楽しいデザイン。
・情報集約:
東映グループのWebサイトを横断した検索エンジンを採用し、キャラクターや映画などの様々な情報が探しやすい。
・運用管理:
2008年のWebサイト・リニューアルからNORENを採用し、2014年の今回で2度目のリニューアル。コンテンツやキャラクターを軸にNORENで「ワンソース・マルチユース」を実現。
※掲載内容は、取材当時(2014年8月)のものです。現時点の情報と異なる場合があります。
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会社名 | 東映株式会社 |
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URL | http://www.toei.co.jp/ |
本社 | 東京都中央区銀座3丁目2番17号 |
設立 | 1949年10月1日 |
事業内容 | 映画製作/配給/興行、テレビ製作/営業、 ビデオ営業/販売、マーチャンダイジング、 版権営業、イベント事業、観光不動産業など |
従業員数 | 319名(2014年1月1日現在) |
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