第六章 CMSを導入するオススメのタイミング

今よりも良いサイトにしたい

Webサイトリニューアルには様々な意図や目論見があるものですが「今よりも良いWebサイトにしたい」という想いは全てのプロジェクト、Web担当者に共通したものでしょう。
そして、その具現化を強く意識するのが、Webサイトのリニューアルのタイミングです。
「アクセス数を増やして、できればコンバージョン率をUPさせたい」
「ユーザビリティの高いWebサイトにしたい」
「競合他社よりもSEO対策に優れたWebサイトにしたい」
「現場の担当者が自らコンテンツを登録更新し、自主的に運営できる体制を作りたい」
つまり、Webサイトリニューアルは、自社にとってWebサイトの狙いが何か?何をすればその狙いが達成されるのか?を明確にしていく作業です。
そして、上記に対する実現手段の一つとしてCMSの導入や入れ替えを検討します。
CMSにはどういった機能を求めるのか?機能以外の考慮すべき要素は何か?CMS以外のツールとの相性はどうか?既存の仕組みとの連携はできるのか?そもそもCMSは必須なのか?といった議論を繰り返すことになります。
このような議論を、リニューアル後の運用フェーズで行うのは難しいでしょう。
そのため、大半の企業ではWebサイトのリニューアル時にCMSを新規導入・入れ替えをしています。

WebサイトリニューアルだけがCMS導入のタイミングなのか?

Webサイトのリニューアルでは必ずといっていいほど情報アーキテクチャ(IA:インフォメーションアーキテクチャー)やページデザイン、掲載するコンテンツが真新しくなります。Webサイトの見た目が大きく変わるだけでなく、コンテンツの公開前のプレビューや承認を誰がどの順番で行うのかといった運用フローも従来と変わるかもしれません。
このようにリニューアルではデザインだけでなく、運用面の変更も伴うためCMS導入や入れ替えを検討するタイミングとして最適だと思って間違いないでしょう。
これはコーポレートサイトに限らず、イントラネットサイト、ECサイトなどWebサイトの種類にかかわらず当てはまります。
その反面、デザインのリニューアルはせず、既存資産(既存サイト)はそのままに、CMSだけを導入したり、入れ替えたりするケースも多々あります。また、部分的にリニューアルし、一部コンテンツのみCMS化をするケースもあります。多くは予算という制約から生まれるものです。
リニューアルの有無にかかわらず既存コンテンツの移植は、思ったよりも時間とコストがかかりますので注意して下さい。
選定するCMSによって大きく異なる移行工数やコストです。例えば全てのコンテンツを、コピペなどの手作業で移行しなければならないツールと、コンテンツをエキスポート・インポートといった手法で機械的に移行できる場合とでは、工数もコストも大きく違います。
また、CMSの標準機能だけでなく、制作会社がCMS間での独自移行ツールを用意しているケースもあります。既存資産の再利用を考えている場合には、CMS選定で「移行コスト」を必ず確認してください。

CMS導入の狙いや目的、代表例

ここでは、弊社が担当したCMS導入案件をWebサイトの種類別にいくつかご紹介します。

コーポレートサイトの場合

「ガバナンスを徹底したい、特にグループ企業間で徹底させたい」
「Web上でのブランディングを実現したい」
「アクセシビリティ対応を強化したい」
「コンテンツの公開においてレビューや承認をシステムで運用したい」
デザインガイドラインを遵守させるための手段としてCMSを活かそうとする導入モデルです。グループ企業においてのコーポレートガバナンスの強化は、企業価値の向上にも寄与することは言うまでもありませんが、今日においても実現できていないケースが散見されます。
NORENでは、ページデザインやコンテンツ構造のテンプレート化をフル活用して、ガバナンスの実現を短期間で実現された日立製作所様 の事例や、主要グループ11社のWebサイトの統一をNORENで実現した関西電力グループ各社様 、コーポレートサイトのみならずグループ共通イントラネットの構築/管理にもNORENをお使いいただいている神戸製鋼所様 の導入事例が参考になると思います。
デザイン以外にも、Webサイトでの情報公開についてセキュリティを高めたり、内部の運用を効率化するための手段として企業向けCMSを選定するケースがあります。

イントラネットの場合

「社内に眠っている情報資産の見える化をしたい」
「現場からの主体的な情報発信を実現するためのインフラを持ちたい」
「社内のコミュニケーションを強化したい」
イントラネットはグループウェアとしての機能も含めると多種多様なアプリケーションから構成されていることが多いですが、現場からの情報発信を促進させるための手段としてCMSは理想的なツールです 。CMSを利用することにより文字情報だけでなく、写真や画像/動画/音声などのマルチメディア情報を誰でも簡単にイントラネット上に公開することができるようになり、運用管理が飛躍的に効率化されます。
NORENでは、全社共通のプラットフォームを構築することで「仕事残の消込み」や「売上げ受注残」を日次更新・表示に活用している村田機械様 、誰でも簡単に記事がアップできる仕組みによりイントラサイト閲覧数が5倍にアップした積水化学工業様 の導入事例が参考になります。

ECサイトの場合

「ユーザーレスポンスの良いWebサイトにしたい」
「アクセス集中に強い、落ちないWebサイトにしたい」
「ワンソースマルチユースにより様々なデバイスへの対応を効率化したい」
「基幹システムと連動させた情報をWebサイトに公開したい、更新を自動化したい」
Webサイトのユーザーレスポンスは売上に直結するためECサイトで最も重要な課題です。Webサイト利用者にとってストレスのないWebサイトを展開する手段としてCDNなどのインフラ面のソリューションが用意されていますが、CMSはコンテンツを公開する仕組みによってユーザーレスポンスに対して強い・弱いがありますので注意して製品を選定してください。
NORENでは、世界中のホテル予約サイトを自社開発/自社運用されているアップルワールド様 の導入事例が参考になります。

最近の傾向として

弊社がCMS「NOREN」の提供を始めた2002年当時は、CMSの導入事例も少なく提案するベンダー企業も、CMS導入を検討するエンドユーザー企業も手探りの状態でCMS導入の是非を議論していました。
近年はWebサイトの運営においてCMSを導入することが一般的になり、商用CMS/オープンソースのCMSなど様々なCMSから自社の運用に即したものを選べるようになりました。多くの事例が公開されていますので成功事例だけでなく、失敗事例も参考にしてみてください。
CMSはスマートフォンやタブレットをはじめ、デジタルサイネージなどのマルチデバイス対応にも役に立ちます。また、自社のWebサイト運用スタイルに合ったCMSを選ぶことで、運用効率が飛躍的に高まり、現場が自主的にWebサイトを更新してサイト全体が活性化するケースもあります。CMS選定時に弊社のCMS「NOREN」にも興味をお持ちいただけると幸いです。
弊社では、NOREN製品についての情報提供以外に、CMS選定のポイントとして「忘れがちな4つの視点」と題したコンテンツや、脆弱性診断結果を基にWebサイトのセキュリティについて纏めたレポートなど各種資料をご提供しております。下記資料ダウンロードフォームからぜひダウンロードしてみてください。またNOREN無料体験セミナー では、たった2時間でNORENの製品コンセプトと操作性を確認することができますので、ぜひ一度お試しください。

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