2014/01/24
NORENフォーラム2014
~NOREN6 発表記念 パートナー9社 一挙登壇、
Webとタブレット市場の今を語る~
去る2014年1月24日、アシストは株式会社のれんを設立し、同日「NORENフォーラム2014」を開催しました。
本フォーラムでは、アシストのユーザ、NORENパートナー、またWebに関わる皆様を対象に、Web広告研究会のWebグランプリでグランプリを受賞された中部国際空港セントレアの事例をはじめ、Webトレンドの先駆者であるWeb総合ソリューションサービスやWeb制作など、国内屈指のトップブランド企業9社が一堂に会し、Webの最新状況や戦略、構築トレンドやタブレット市場の今をご紹介しました。
静的×動的ハイブリッドCMS「NOREN6」も紹介し盛況だった当日の開催レポートを掲載します。
オープニングセッション
オープニングセッションの内容をご紹介します。
A-1:お客様と共に進化するCMS『NOREN』新バージョン6発表
I-ON Communications Co.,LTD. 日本法人代表
Yang Jaehyuk 氏
株式会社アシスト 情報基盤事業部 NORENエバンジェリスト
八木 康介
株式会社のれん代表取締役社長の勝田より、会社設立のご案内と会社ロゴを発表した。あわせて、NORENエバンジェリストの八木より、新バージョンNOREN6における分散アーキテクチャ、静的動的のハイブリッドCMS、100の新機能について説明した。
NOREN開発元のヤン氏からは、NORENの今後の方向性についての説明があり、株式会社のれんとNOREN6の今後が大いに期待される内容であった。
パートナーセッション
パートナーセッションの内容をご紹介します。
B-1:アシストコーポレートサイトに NOREN導入しました
株式会社ロフトワーク
代表取締役社長 諏訪 光洋 様
メインテーマは「アシスト自身のNORENを使ったWebサイト・リニューアル」。
旧Webサイトの問題点を耳が痛くなるほど取りあげられ、どのようにして見込み客の「体験」を実現させたのか、プロジェクトの具体的な進行や使用したメソッドなどについて説明された。数多くの事例とともに、空間創造など「Experience」に対するロフトワークの多面的な取り組みについての紹介も、非常に興味深かった。
C-1:制作会社からみる NOREN6の実力とは
株式会社あとらす二十一
インターネット事業部 制作部 システム開発課 課長 竹田 浩史 様
事前のNOREN6検証をもとに「NOREN6で何ができるのか?何が良くなったのか?」を中心に説明された。動的対応によって、これまでの静的構成よりページの表現力を高めている点。分散処理によって、安定した高パフォーマンスや高可用性を実現している点。より使いやすいようにUIや機能が改善され、作業効率向上が期待できる点を中心に、NORENがCMS+αとして高い次元の製品であることを実証された。
D-1:連携等が Webビジネスを加速させる!一歩進んだCMS活用の秘策
株式会社メガ・トレード
代表取締役社長 川村 知義 様
競争力を向上するWebサイトの運営のため、データベース(DB)連携を用いたコンテンツ・マネジメント・システム(CMS)活用方法について、NORENを例に紹介された。
NORENでは、既存システムの異なるDB情報を統合できる点、他システムで活用しやすいファイル形式をスケジュール配信できる点、二重登録の解消など膨大な情報の自由度 / 正確性 / 迅速性を向上できる点を具体的に分かりやすく説明され、参加者からも好評であった。
B-2:企業のガバナンスを成功させるための Webサイト構築
株式会社キノトロープ
代表取締役社長 生田 昌弘 様
スマートフォンの登場で、PC用Webサイトでの常識が日々覆されていく変化を受け入れて対応する必要性と「Webガバナンス」がどれほど有効に機能するかを説明された。「CMSは要りません」という切り出しは、聞き手にとって衝撃的だったが、CMSの機能以前にやるべきことを理解することがその真意であり、CMSがあるとガバナンスの確保はより容易になるとのことであった。
C-2:制作会社のぶっちゃけ話 会員サイトは動的CMS?静的CMS?
株式会社アイアクト
執行役員 事業統括部 部長 西原 中也 様
会員サイト=動的CMSという世の中の認識を覆すかのごとく「ぶっちゃけ話」と題し、静的CMSと動的CMSのどちらが良いのか事例を交えて紹介された。
制作会社の視点として、コンテンツ管理というコア以外の機能は、JavaやPHPなど従来からの技術やプログラムで開発する。そして、それを組み合わせて利用できるCMSこそが、トラブル時の原因追究などにも対応しやすく適していると、NORENのコンセプトを改めて評価された。
D-2:CMSだけ考えればいいんですか?大規模サイトにおける盲点教えます
株式会社インターネットイニシアティブ
公共システム事業部 プロフェッショナルサービス部
プロフェッショナルサービス3課
課長 濱名 元実 様
NORENをはじめ、様々なCMSの導入 / セキュリティ対応 / デザイン制作など、総合的なソリューションサービスを手がける企業ならではの観点で、CMSの導入に失敗しないポイントを紹介された。
公示から業者 / 製品選定、プロジェクト開始までフェーズごとに解説し、思い込みや認識の齟齬を避けるため、綿密なコミュニケーションの重要性について力強く説明されたことが印象的であった。
B-3:中部国際空港セントレアが実現「企業の志(想い)」が伝わる Webサイト
中部国際空港株式会社
営業推進本部 営業企画室 マネージャー 村松 洋文 様
株式会社アクアリング
Web開発グループ インフォーメーションアーキテクト 平野 秀幸 様
Webディレクター 藤井 英一 様
民間初の空港としてオープンした中部国際空港の目指すものなど、Web広告研究会のWebグランプリで企業グランプリを受賞したWebサイトのリニューアルについて紹介された。
当日は、少人数でWebを維持し運用 / 管理された苦労時代の話も交えて語られた。
Webに対する熱い思いなどで大いに盛り上がり、会場も満席であった。
C-3:「e.Form on クラウド」でタブレットの業務活用を始めませんか?
日本NCR株式会社
流通システム営業本部 ソリューション営業部
コンサルタント 宮崎 重信 様
タブレット向け電子フォーム製品「e.Form」のSaaSサービスを開始したことを踏まえ、即時性やセキュリティなどの切り口から、伝票など紙やWebと e.Formの違いを分かりやすく紹介された。業務の電子化において、開発工数を削減しつつセキュリティや即時性を高められることなど、今後もお客様のニーズに応じたサービス形態をさらに充実させていくとのことであった。
D-3:デジタルマーケティング成功の鍵は、コンテンツマネージメントの強化にあり!
トランスコスモス株式会社
デジタルマーケティングサービス総括
アカウントエグゼクティブ本部 事業推進統括部
Webインテグレーション事業推進部 塩川 慶太 様
お客様の変化に応じて企業も変わる必要性があるとし、自社によるコンテンツ・マネジメント・プラットフォームの構築と継続可能な実行体制について紹介された。
実例として、NORENは既存データを統合し、配信先に応じたデータ変換ができるため、今ある貴重な既存資産も活用でき、各システム間のHUB的役割を担える点などを挙げられた。
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