2016/10/28

明日から実践できる7つのWeb改善施策

~時間もコストもかけずにリニューアル以上の成果を出す運用テクニック~
(アイアクト共催)

※本稿は、株式会社アイアクト との共催で2016年10月28日に開催した「明日から実践できる7つのWeb改善施策 ~時間もコストもかけずにリニューアル以上の成果を出す運用テクニック~」のセミナー講演録です。

多くの企業がWebサイトの力を重要視するようになり、事業戦略の一つとしてもWebの果たす役割が大きくなってきました。それに伴い、扱う情報や関係する部署の数が増え、さまざまなリクエストがWeb担当者に届けられるようになりました。
これらの期待に応え日々の改修作業に追われるのでなく、成果を出し続けるサイトを運用していくためには、正しい基準で評価・分析し判断していくことが必要となります。
本セミナーでは、Webサイトリニューアルほど時間もコストもかけられない!という企業の皆様に向けて、日々の運用のちょっとした改善で劇的な効果をあげるテクニックをご紹介しました。
生憎の雨にも関わらず会場は満席となり、同じ悩みを抱えるご担当者様の興味・関心の高さを感じました。

■第1部
 Webサイトの価値を高め成功へ導く「PDCA運用」を行うための3つのポイント

「Webサイト運用とは、情報を最新の状態に維持することだけではない。真の運用とは、お客様のニーズに応えながらPDCAを回し“ビジネス成果を出す”ことである。」というお話から始まり、第1部では、アイアクト栃澤氏より、Webサイトの価値を高め成功へ導くためのPDCA運用のポイントとして3つ挙げて解説いただきました。

先ず前段として、“ビジネス成果”が何か?を明確にすることが大事であることを紹介。

次に、“Webサイトの価値を高める運用”とは何か?という観点で、アメリカ?統領選挙でのオバマ陣営やプーマジャパン様のECサイトをはじめ、いくつかの事例を挙げ、
日々の運用 × マーケティングのエッセンス(キャッチコピー、カラー、レイアウトなどの工夫)
   ↓
お客様の共感を得ることで、ビジネス成果が変わる

ということをお伝えしました。

<PDCA運用のポイント>
初級編であるDo→Checkから、上級編のPlan→Do→Check→Actionを解説し、段階を設けて実践することの意味と手法をご紹介いたしました。

更に、社内を巻き込んで楽しみながらPDCA運用を回す方法についても、数々のプロジェクト経験に基づくアイデアをご紹介いただきました。

実際に、今回のセミナーにお申込みいただいた皆様にもテストにご協力いただきました。
セミナーお申し込みページにおいて、画像の追加やタイトルの変更などを工夫しABテストを実施したところ、コンバージョン(お申し込み)率がオリジナルページの9倍にもなりました。わずか10分程度の作業で、なんと712%アップのビジネス成果が生まれました。

■第2部
 自社サイトで成果をあげる!CMS選定と運用の勘所

広報、マーケティング、製品事業、営業などWebサイトに関係する部署の数も増え、各部署からの期待の声や、多岐に渡るリクエストがWeb担当者に寄せられていると思います。それらに応えていくためのCMSの選び方とその活用術について、のれんの八木よりお伝えしました。

前半では、NORENパートナーによる調査結果を基に、国内企業の約90%がCMSを導入済みまたは導入検討中であり、その内の65%の企業がCMSの入替えを検討中であるという事実を共有しました。とはいえ、予算、タイミング的に、CMSは容易に入れ替えられるものではありません。
運用ツールとして長年に渡って使っていくCMSを、世の中に200以上もある製品の中からどのように選べばよいのでしょうか。
八木は、過去の案件を基に、陥りがちなCMS選定の失敗事例を挙げ、
機能の多さではなく、①機能が使えるか ②自社運用に合うか という観点で選定すること、
また、機能要件を実現する方法も製品によって大きく異なるため、RFPを作成される上での書き方などをお伝えしました。

<CMS選定のポイント>
①機能が使えるか

 ・抽象的な表現で機能要件を作らない
 ・自社運営を想定した機能選定を行う
 ・実際に検討中のCMSを触ってみる

②自社運用に合うか
 ・自社の運用パターン(現状・将来)に合った製品を選ぶこと
  CMS導入の目的、会社方針、担当者スキル、Webサイトの特徴、システム構成などによって、Webサイトの運用体制は異なる。

■第3部
 すぐに使える!サイト運用のチェック方法

最後のセッションでは、アイアクトの山田氏より、サイト運用のPDCAサイクルの中で、サイトを検証することの意味・目的の確認と、Check方法としてABテスト、ヒューリスティック分析をご紹介いただきました。

①ABテストについて
 スプリット(ラン)テスト、多変量テスト、グロースハック型のものなど複数あるABテストツールの中から、自社のWebサイトに合わせて選択する必要がある。
 高価なABテストツールはECサイトやBtoCサイトでの利用が多かったものの、今では、無償のGoogleAnalytics(ウェブテスト機能)を利用して、気軽にグロースハック型のABテストが使えるようになっているので、自社の運用に取り入れてみるのも有効な手段だと述べました。

②ヒューリスティック分析について
 Webサイトなどにおけるユーザビリティを評価する分析。アクセスデータ、解析ツール、ヒートマップではわからないような、定性的なデータから現状のWebサイトの課題を抽出(ボトルネックを発見)するために使う。
 しかしながら、特定の利用状況(サイトの目的、閲覧者、時間帯、利用端末等)を想定した上で分析するため、経験と実績がなくては結果を導き出すことが難しい事実を紹介。
 そのような中で、専門家でなくても企業のWeb担当者の立場で分析結果をある程度導き出すための方法を解説していただきました。

<準備事項>
 ①サイトの目的(KGI)の設定
 ②ターゲットの設定
 ③競合など比較対象サイトの設定

<チェック方法>
 ②で決めたターゲットの目線でサイトを閲覧してみて、①で設定した目的にたどりつけたかを試してみる。
  ↓
 自社サイトがたどりつけなかった場合、その理由を考える
 競合などの比較対象サイトにはたどりつけたか?

各ページ毎に、上記チェック作業をし、分析・改善をしていく

セッションの後半では、過去の案件から、分析 → KPIの再設定 → 改修 → ABテストで検証 →改善効果を出してこられた事例をご紹介いただきました。
Web改善施策の善し悪しの判断材料として、自社運用 / 専門家に外部委託の判断材料として、大変参考になるお話でした。


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